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東京都交通局主催 公共交通マナー等絵画コンクール

  • 3月11日
  • 読了時間: 2分

アトリエに在籍されている5年生の大庭基幹くん(サレジアン国際学園目黒星美小学校)が描いた「優しいバス」が、東京都交通局主催「公共交通マナー等絵画コンクール」にて、 都営交通優秀賞を受賞されました!応募総数は137作品でした。おめでとうございます!



審査員の作品に対する総評はこちらでご覧になれます。


この作品は全てクレパスで描かれています。絵の中で色を混ぜ、細部までしっかりと足したり引いたりしながら描き込まれているので、紙はずっしりと重く、クレパスの油分でしっとりとしています。どうしても絵というと、視覚的に映るものが評価の対象とされがちですが、私はデジタルの画像では伝えることのできない個々の絵の「質感」には絵にとって大切な、形では表せない「想い」のようなものが含まれているように感じています。


クレパスは細部を描くことが筆や色鉛筆に比べて難しい画材です。けれども基幹くんはあえてほとんどの作品でこのクレパスを好んで使われます。この画材がもつ質感が彼の描きたい絵の「温度」と深く繋がっていると、感覚的に感じられているからなのだと思います。


今回の作品の中心にある、ミンクルの小さなハンカチを通して手から手へ伝えられた運転手さんの優しい気持ち。幼い頃の基幹くんが他者のあたたかさを受け取ったこの原体験は、今の彼の優しい眼差しの一つの要素となっているように感じられます。そして、この作品の制作の過程は、基幹くんが自分の過去の経験を今の自分に結びつけ、丁寧に視覚化しながら追体験する素晴らしい機会になったとおもいます。


彼を取り囲む世界のなかから美しさや優しさを掬い上げるおおらかな眼差し。このような表現をこれからも一枚、一枚と重ねていくことで、彼はこれから進んでゆく道を自身の手によって、彩り豊かな確かなものとして創りあげながら進んでゆくことでしょう。


基幹くん!この度は素晴らしい受賞、おめでとうございました!

これからも作品を通して、基幹くんが感じているこの世界を伝え続けてくださいね!














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